教えて!妊娠・出産・育児の疑問 妊娠の初期症状〜出産・子育てまで

つわりの症状や対処法について解説しています

つわりの症状

つわりは、「妊婦特有の症状」であり妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のことを指し、妊娠の過半数ないし80%にもみられ,経産婦より初産婦に多い傾向があります。つわりは妊娠1ヶ月〜2ヶ月でピークを迎え、通常妊娠3、4カ月ほどで自然におさまります。

つわりの原因としては,心的要因,ホルモンの作用,自律神経失調などがあげられますが、いまだ解明されていません。食欲不振,嗜好の変化,胸焼や吐き気が起こり,嘔吐するようになる。吐き気,嘔吐は早朝空腹時に起こることが多く、嘔吐後には気分がさっぱりして食欲がでることもあります。多くの場合、つわりの際は酸味を好むようになる傾向があります。

つわりの症状が悪化して日常生活が送れなくなるものは特に「妊娠悪阻」と呼ばれています。この場合は治療や入院が必要になります。妊娠中はただでさえ「お腹の赤ちゃんのためにも栄養を取らくては」という焦りもあるでしょうし、なかなかつらいものです。

つわりの症状は心理的な要因にも大きく左右されるものとみられ、好物だけでもよいので食事の摂取に心がけ、身の回りから自分の嫌いなものを遠ざけたり、ストレスのたまらない生活を送ることよいとされています。

●つわりの対処法
■ムリをしないで好きなもの・食べられるものを食べる。アイスやヨーグルト、果物など、さっぱりしたものが比較的食べやすい。
■空腹になると症状が悪くなるので、食事の回数を増やして空腹にならないようにする。食べられるものを常に傍らに。
■実家へ帰宅して気分転換をはかる。
■つわりで苦しんでいるほかの人や先輩ママと情報交換をすると、参考になることや気が楽になることも。以上のつわりの対策では間に合わないくらい症状がひどい場合は、医師に相談してみましょう。

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