妊娠腺(妊娠線)の予防などについて解説しています
私たちの身体は、太ったりしてお腹がでてくると、それに合わせて皮膚も少しずつ伸びてきます。 しかし、妊娠などのように、急にお腹が大きくなった場合、皮下組織が伸びきらずに断裂を起こすことがあり、断裂した部分の皮下組織が透けてみえます。これが妊娠腺(妊娠線)です。
みみずばれのような太い線が縦に何本もでき、お腹のほか、乳房、太もも、臀部など脂肪のつきやすい部分にも妊娠線は現れます。妊娠腺(妊娠線)は一度できてしまうと出産後もなくなりません。時間の経過とともに色が白っぽくなり目立たなくなりますが、光のかげんで線が見えてしまうこともあります。
予防法としては、市販されている妊娠腺(妊娠線)予防クリームを塗る、痒くなってもかかないようにする、マッサージやマタニティーガードルを着用する、急激に太らないようにするなどが考えられます。特に重要なのが急激に太らないことなので、体重をしっかりコントロールして下さい。
予防クリームを塗る場合は、できるだけ早い段階で塗るようにすることと、まんべんなく塗ることが大切です。特にお腹が大きくなると下側部分が塗りにくなるので、旦那様に塗ってもらうようにしましょう。ただし、妊娠線のできやすい体質の人は、どんな予防策をとっても妊娠腺(妊娠線)を完全に防ぐことは難しいようです。
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