赤ちゃんの乾燥肌

赤ちゃんの乾燥肌原因と予防

赤ちゃんの肌といって想像するのは潤っていてプリプリした肌ですが、実は赤ちゃんこそ乾燥肌になりやすく予防が必要なのです。赤ちゃんは大人と比べて肌が薄く体の大きさは違うのに、汗腺の数はほとんど変わらないので、汗をかきやすく汚れも付きやすいのです。そして、皮膚の厚さが大人の３分の１程しかない赤ちゃんの肌は非常にデリケートだといえます。

また、生後１、２ヶ月の赤ちゃんは母親からのホルモンの影響を受け継いでいるので、皮脂も水分も十分ですが、その時期を過ぎると皮脂の分泌が減り始めるので、肌が乾燥しやすくなります。赤ちゃんの肌に直接に触れる衣類に気を遣うことが大切です。肌に刺激の少ない綿などの自然素材を選び、洗濯時には洗剤が残らないようにしましょう。

冬の乾燥した外気や夏場のエアコンによる肌の乾燥は、室内の空気を加湿して整えます。 そしてやはり、赤ちゃんが生まれてからすぐの十分なスキンケアを始めることも重要です。赤ちゃん用の石鹸で顔から全身を丁寧に洗い、ローションやクリームなどで水分と潤いを与え保湿しましょう。乾燥肌など肌のトラブルから赤ちゃんの健康な肌を守るため、お父さんやお母さんが協力し、様々な周囲の環境を整えて配慮するように心掛けましょう。